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04/d47 MUSEUM

岩手 滴生舎の漆器

会 期 2023年12月27日(水) - 2024年1月22日(月)
時 間 12:00〜20:00(最終日は17:00まで)
場 所 d47 design travel store(渋谷ヒカリエ8F、d47 MUSEUM内)
事前申込 不要
●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

<年末年始の営業について>
12/31(日)12:00~18:00
1/1 (月)休業
1/2(火)休業
1/3(水)より通常営業

国産漆の約7割を生産する岩手県二戸市浄法寺の漆器をご紹介します。使うほどにツヤが増し、長く使い続けることができる、日常に寄り添う器です。

日本で使われている漆の約97%は中国製。残りの約3%は国産の漆、その7割が岩手県二戸市浄法寺という土地で採集されています。

岩手県浄法寺御山の山麓に建つ「滴生舎」は「浄法寺塗」の工房を併設し、「浄法寺漆」を使った漆器や漆芸品を展示販売している施設です。ツヤを抑えた塗りで加飾はなく、私たちが毎日食卓で使うための漆器を製作、販売しています。

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重要文化財の修復に用いられ手に入れることが難しい貴重な「浄法寺漆」。15年育てた1本の漆の木から採取する漆は約200グラム、牛乳瓶1本分です。「滴生舎」で紹介している漆器のほとんどが、布着せをせずに下塗りから何度も「浄法寺漆」を塗り重ね、ふっくらと丈夫に仕上げています。手に口にしっとり吸い付くような感触は漆ならでは。修理をすることで長く使い続けることができます。

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今回は、汁椀、ねそり、弁当箱の他に数量限定ではありますが、人気の角椀も並びます。会期中に限り、角椀の受注も受付いたしますので、この機会に是非店頭にて手に取って触り心地をお試しください。

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滴生舎

日本一の漆産地である岩手県二戸市浄法寺町にて「一貫性のある漆器をつくる場所」として1995年に設立。浄法寺の漆を使った椀とそれをつくる職人の技術を全国へ発信し続けている。

滴生舎インスタグラム|@tekiseisha