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04/d47 MUSEUM

奈良 saredoの糸と靴下靴下産業のもののまわり

会 期 2025年12月27日(土) - 2026年2月 1日(日)
時 間 12:00~20:00
場 所 d47 MUSEUM内/03-6427-2301(d47)
事前申込 不要
<年末年始の営業について>
12/31(水)は18:00までの時短営業、1/1(水)~1/2(金)休業

●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

糸の可能性を考える、糸商のものづくり

綿の栽培からはじまり国産靴下の一大産地となった奈良県で、1948年から糸の卸業を営む「萱澤商店」。3代目の萱澤有淳さんと良子さんが2014年に立ち上げた「saredo」は、国内の紡績工場で糸を作る工程で出る「落ちわた」を100%使用した糸で製作した靴下やニット帽などを通して、リサイクルコットンを暮らしに取り入れる提案をしています。

本企画では、落ちわたから作られた糸と靴下を中心に、環境にやさしいだけではなく見た目と使い心地の良さにもこだわられた、saredoのものづくりをご紹介。たっぷりと糸を使い旧式の編み機でゆっくりと緻密に編まれた靴下は、通気性がよく、履き心地の良い仕上がりです。「たかが靴下、されど靴下」。さまざまな靴下がある中、saredoが貫くのは、手間をかけた品質へのこだわり。そのこだわりは、単なる「良い製品」以上の、日々の暮らしをより心地よく、長く愛せるものにするためのヒントを届けてくれます。

また、会期中にはほつれや穴を糸で縫う「ダーニング」のワークショップを開催します。使い捨てではなく、長く使い続けられるものを選ぶこと。そして、お繕いをしながら愛着を持って使い続けるという、saredoの提案する豊かな暮らし方に触れてみてください。靴下をはじめとする身のまわりのものをどのように選び、付き合っていくのかを、みなさんと一緒に考える機会になれば幸いです。

 

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d SCHOOL わかりやすい糸と縫い物

穴の開いた衣類を補修する「ダーニング」を学ぼう

saredo_dschool_main2-490x490.pngのサムネイル画像

日程

1月11日(日)①13:00~15:00 ②17:00~19:00

1月12日(月・祝)③13:00~15:00 ④17:00~19:00

→ 詳細・お申し込みはこちら

 

 

 

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株式会社萱澤商店|saredo -されど-

萱澤商店は、1948年に奈良県大和高田市で創業した糸の卸会社。ブランド「saredo」は、取締役の萱澤有淳さんが企画・開発を担当し、奥様の良子さんがデザイナーとなって、2014年にスタート。自身らで商品を開発、販売を始めた。定番商品のリサイクルコットン糸は、国内の紡績工場で糸をつくる工程で出た「落ちわた」を100%使用し、独自の紡績方法で紡がれています。

saredo -されど-