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04/d47 MUSEUM

福岡 うなぎの寝床 久留米絣から紐解くものづくりd47 MUSEUM 第37回企画展「47えんぎもの展」関連企画

会 期 2026年2月14日(土) - 2026年3月15日(日)
時 間 12:00〜20:00
場 所 d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)
事前申込 不要
お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

福岡県八女市を拠点に"地域文化商社"として活動する「うなぎの寝床」とともに、久留米絣の成り立ちや「文様」に込められた願いに着目した展示販売会とトークイベントを開催します。

 

日本三大絣の一つとされ、福岡県南部の筑後地方で200年以上にわたって織り継がれてきた久留米絣(くるめかすり)。織る前の糸をくくって染めて解いて、白く残ったところが柄になるという「くくり」の技法で、生地に現れる独特の「かすれ」や「にじみ」が特長。それらを活かして織られた「麻の葉」「井桁」「市松」などの文様は、かつての人々が身近な暮らしの中に、五穀豊穣や健やかな成長といった「願い」や「祈り」を託した証でもあります。

 

本企画では、久留米絣の機能性や文様を進化させた「現代風もんぺ」をはじめ、ものづくりの過程で生まれるハギレや、靴下などをご紹介します。また、会期中のトークイベントでは、「うなぎの寝床」で〈もんぺ博覧会〉を担当する富永潤二さんを迎え、日本各地の産地が直面している後継者不足や環境変化という厳しい現実に対し、私たちはどのように向き合い、関わることができるのかを探ります。暮らしの中にある小さな祈りや、心のよりどころ。それらを大切に守り、次に繋いでいくために、これからのものづくりと私たちの関係について、改めて考える機会になれば幸いです。

 

久留米絣とは

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福岡県 久留米・八女・広川・筑後を中心に発展してきた伝統工芸である久留米絣。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を括り(くくり)染める、先染めの織物です。できる模様は古典的なものから、現代的なものまで幅広くあります。久留米絣はそれぞれの工房で特徴があり、藍染手織りから、機械織りの化学染料染めまで技術と得意とする分野は多様です。

 

現代風 MONPE

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地元の人から「家に眠っている久留米絣の着物で、もんぺを作りたい」と相談を受け、「うなぎの寝床」が型紙をデザイン。反物から効率よく作れるように考えた結果、腰回りもすっきりと細身になりました。負担がかかりやすいヒザの部分が補強されているなど、もんぺとしての機能性も残しながら、普段使いしやすいデザインです。

 

久留米絣のための靴下

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久留米絣の柄や模様を生み出す「くくり」。「くくり」とは、糸を染め分ける防染技法で、織る前の糸を1本1本別の糸でくくることで、染まる部分と染まらない部分をつくり、それを組み合わせることで柄や模様を表現しています。くくり糸は染色が終わった時点で役目を果たしますが、"使い切る"ことを目指して、くくり糸を巻き直して生まれた靴下です。

 

 


詳細は近日中にお知らせいたします。

47えんぎもの展 関連イベント TALK4

3月6日(金)19:00~20:30


 

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うなぎの寝床

福岡県八女市に拠点を置く地域文化商社「うなぎの寝床」。地域文化を紐解き、生産を担っている方々と対話し、ものが生まれる背景にある物語を掘り下げ、「現代風MONPE」をはじめ、衣食住に関わる良質な生活用品を流通させている。加えて文化や風景と生活者をつなぐことで交流を生み、地域文化が今後どうなっていくのかをみんなで考えるきっかけをつくりだしている。

うなぎの寝床

EVENT

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47えんぎもの展

期間|2025/11/14(金)〜2026/3/15(日) 

時間|12:00〜20:00(最終入館19:30)

場所|d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)

詳細はこちらから