

| 会 期 | 2026年3月 5日(木) - 2026年5月 6日(水) |
|---|---|
| 時 間 | 12:00~20:00 |
| 場 所 | d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)/03-6427-2301 |
| 事前申込 | 不要 |
群馬県桐生市は、織都(しょくと)として1300年の歴史を持ち、織り・染色・縫製・刺繍といった繊維技術が今も受け継がれている産地です。分業によって発展してきた桐生のものづくりは、人と人との協働の積み重ねによって支えられてきました。
桐生の街を見下ろす丘に、岩野久美子さんが手がける衣服のアトリエ兼ショップ「ezu(エズ)」があります。2009年に「リップル洋品店」として始まった活動は、2024年に「ezu」へと名称を変更しました。日本語の「絵図」に由来するその名には、着る人それぞれの時間が重なり、暮らしの輪郭を描いていく衣服でありたいという思いが込められています。
ezuのものづくりは、桐生の職人との対話のなかで育まれています。受け継がれてきた技術に依存するのではなく、その先にある新しい表現を探ること。現在も染色職人とともに試作を重ねながら、色や質感の可能性を模索しています。岩野さんは「何をつくるか以上に、誰とつくるのかを大切にしている」と話します。長い時間をかけて築かれてきた産地の背景を受け取りながら、その循環のなかで衣服をつくり続けています。自然の造形や旅先での気づきをもとにしたデザインは、流行に左右されないかたちと、ひとつとして同じにならない色彩が特徴です。性別や年齢を問わず、長く着続けられるので、自分だけの一着をぜひ見つけてください。
ezu
2009年に群馬県桐生市にアトリエショップ「リップル洋品店」としてスタート、2024年に「ezu」と名称を変更。3月・6月・9月・12月の年4回、月初7日間のみオープンするアトリエショップ。岩野久美子さんが桐生の職人と共に手がける衣服は、どの時代にも取り入れやすい、流行に左右されないデザインが魅力。「わたしらしくいられる服」と幅広い年齢層に支持されている。→ ezu
群馬県は、日本人の心の中に描かれる「ふるさと」。
ふるさとと聞く時、誰しも思うでしょう。ふるさとがあるっていいな、 と。 何ものにも邪魔されず、自分たちのペースで考える幸せ。いつまでもずっと都会のようにならないでほしい、と。群馬には独自の生活スピードがありました。そして、 それは日本人が思い描く「ふるさと」にとても近い気がしました。
【d design travel シリーズ】
約3ヶ月間暮らすように現地を旅して、本当に感動したものだけを「ロングライフデザイン」の視点で、本音で紹介しています。→ d design travel 群馬号
※ezuの前身である「リップル洋品店」は、群馬らしいお店として『d design travel GUNMA』(2017年発行)のdマークでご紹介しています。