d47 MUSEUM「デザイン物産 2025」関連企画として、山梨県よりハーブを専門に取り扱う平野優太さんをお招きし、ハーブのテイスティングなどを通してその可能性や楽しみ方を学ぶワークショップを開催します。

「HERBSTAND」代表の平野優太さんは、ニュージーランドを訪れたとき、この地のハーブの文化に魅了され、古くから薬草文化が根付く富士吉田市に移住。ハーブを栽培・研究しています。参加者と一緒に山歩きをし、山の植物を食材として味わうイベントも開催。カタバミやクスノキなど食用とされてこなかった植物の魅力を伝えることで、身の回りの植物への関心を育んでいます。

当日は平野さんに教えていただきながら、約10種のハーブテイスティングを通じて、五感を使ってハーブについて学んでいただきます。富士北麓のハーブのほか、街中でも自生するもの、観賞用のものなど、身近にあるハーブもご紹介。また、平野さんとつながりのあるパティシエ「TiTRE」さんがつくるハーブに合わせたペアリングのお菓子（5種ほど）もご用意。ワークショップ後は、d47 MUSEUM 事務局スタッフによるミュージアムガイドツアーや、平野さんによる立会販売会を開催。ハーブを「特別なもの」から「暮らしの一部」として捉え直す機会になればと思います。

参加者限定！

d47 MUSEUMスタッフによるミュージアムガイドツアー

・10月13日 11:00~11:45（イベント終了後）

同フロアのd47 MUSEUMで開催中の「デザイン物産 2025 47都道府県の工夫のデザイン」を巡りながら、展示だけでは伝えきれない、日本各地で生まれた暮らしの工夫をガイドと一緒に探っていきます。

どなたでもお立ち寄りください

HERBSTAND 平野さんによるハーブの立ち合い販売会

・10月13日 12:00~15:00（時間は変動することがあります）

イベント終了後、d47 MUSEUMにて平野さんによるハーブの販売会を行います。この機会に、ご自宅で気軽にハーブを試したい方から、シェフ、バーテンダー、調香師、植物療法士といった植物の専門家まで、それぞれの目的に合わせた特別なハーブを見つけてみませんか。

平野優太｜HERBSTAND代表

富士北麓を拠点に日本各地の植物を取り扱い、余すところなく可能性を探究。使い方、魅力の引き出し方を提案している。自家栽培のハーブはもちろん、山林管理を兼ねた自生植物も活用するほか、ハーブガーデンの監修、ブレンド監修など植物にまつわる様々な活動に取り組む。

→ HERBSTAND

TiTRE（ティトル）

東京都世田谷区砧に店舗を構えるパティスリー。「ハレの日だけでなく日常を少し特別にするためのお菓子」をコンセプトに、素材からお菓子を発想し、余計な添加物や着色をしないお菓子作りをしている。HERBSTANDとの交流を持ち、ハーブを使用したお菓子も提供している。

→ TiTRE