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04/d47 MUSEUM

d SCHOOL わかりやすい民具 沖縄の民具をつくる会d47 MUSEUM 第36回企画展「デザイン物産 2025」関連企画

会 期 2025年9月 6日(土)
場 所 d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)
事前申込
●お申込み方法:WEBサイト、d47 MUSEUM 店頭

●お問い合わせ:03-6427-2301(d47 MUSEUM)

d47 MUSEUM「デザイン物産 2025」関連企画として、沖縄県北部・瀬底島を拠点に活動する「島遊舎(しまあしびしゃ)かぁらんやー」より、比嘉京子さん・忠さんご夫妻をお迎えし、島に伝わる民具づくりを体験できるワークショップを開催します。

 

【島遊舎かぁらんやーについて】

沖縄県北部の瀬底島を拠点に活動する「島遊舎かぁらんやー」は、島の暮らしの中で培われてきた知恵や精神性を、次の世代へつないでいく活動を続けています。

かつて島の人々は、自然の中から得た素材を使い、日々の暮らしの中でカゴやザルといった民具を自らの手でつくり、生活に取り入れてきました。それらは暮らしの中で必要に応じて生まれ、使われてきたものであり、環境と寄り添いながら成り立ってきた道具でもあります。

現在では、そうした民具を使う機会や、それをつくる人や素材そのものも減りつつあります。

このワークショップでは、手を動かしながら民具づくりを体験し、そこに込められた暮らしの工夫や自然との向き合い方にふれる時間を過ごしていただきます。

 

ワークショップでは、民具を実際につくることに加え、

・その民具がどのような素材からつくられているのか

・生活の中でどのように使われていたのか

・現代の暮らしにどう取り入れることができるか

といったお話を、沖縄の暮らしについて研究をし、民具のつくり手である比嘉さんご夫妻から伺いながら、作業を進めていきます。また、島の暮らしについてや、ものをつくることと自然とのつながりについても、作業を通じて感じていただければと思います。

 

本企画は、民具の制作体験を通じて、地域に根ざした暮らしや自然との関わり方について考えるきっかけとなることを目指しています。各回で製作する民具は異なります。内容にご関心のある方は、複数回のご参加もぜひご検討ください。

 

ぜひこの機会に、民具作りの体験を通して、沖縄の暮らしに触れてみてはいかがでしょうか。

 


 

 

■クバオージ(クバの葉の扇)クバジー(クバの葉の水汲み)づくり

時間|11:30~13:30

沖縄に自生するクバの葉を使い、夏にぴったりの「クバオージ(扇)」と、小物入れにもなる「クバジー(水汲み用の器)」をつくります。ひとつの植物〈クバ〉から、まったく異なる二つの道具が生まれる驚きの回です。

詳細・お申し込みは → こちら

 

■バーキ(竹かご)づくり

時間|14:30~16:30

沖縄に自生する竹(ホウライチク)を使い、浅く広がる形に立ち上げた「バーキ(竹かご)」をつくります。沖縄を代表する民具〈バーキ〉づくりを通して、島の豊かな暮らしに触れる回です。

詳細・お申し込みは → こちら

 

■月桃(植物)から材料づくり、縄ない体験 (沖縄のお守り〈サングァー〉つき)

時間|17:30~19:00

植物から材料をつくり、それが民具(形)へと姿を変える一連の流れを、月桃の香りとともに学びます。さらに、サングァー(お守り)づくりを通して「島人とマジムン(妖怪・精霊)の関係」をひも解く回です。

詳細・お申し込みは → こちら

 


 

島遊舎(しまあしびしゃ) かぁらんやー 

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代表を務める比嘉京子さんと沖縄の伝統的な民具を作りながらワークショップ講師を担当する比嘉忠さん。瀬底島の古民家にて民具工房や島の台所「Tungah」を運営。身近な植物を使った草編み/民具作りワークショップの他、昔ながらの島の暮らしを学ぶ体験ガイド「ちいさな島の豊かなくらしガイド」など開催。

島遊舎かぁらんやー

EVENT

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LONG LIFE DESIGN 4 デザイン物産 2025 47都道府県の工夫のデザイン

期間|2025/7/4(金)〜2025/10/19(日) 

時間|12:00〜20:00(最終入館19:30)

場所|d47 MUSEUM内(渋谷ヒカリエ8F)

詳細はこちらから