会 期 | 2025年7月 4日(金) - 2025年8月24日(日) |
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時 間 | 12:00~20:00 |
場 所 | d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F/03-6427-2301) |
事前申込 | 不要 |
季節の実りに、少しのひねりを。かどやの手がける食品づくり。
日本随一の梅の産地・和歌山県では、江戸時代から梅の栽培が盛んでした。なかでも「南高梅」は、梅の最高峰として知られています。不揃いな梅、傷のある梅でも、美味しいものは美味しい。皮から果肉がはみ出した梅を、梅干しシリーズ「はみだしうめ」として商品化しているのが「かどや」。
"規格外" の梅でも、果肉はたっぷりで、味わいは一級品。手をかけて育てられた梅には、見た目に関係なく、作り手の思いと素材の力強さが詰まっています。一口食べれば、「これが "はみだし" なんて」と、思わずうれしい驚きがこぼれる。「見た目がよくない=美味しくないかも」という無意識の感覚を、するりと裏切ってくれる、"喜びで驚く" 一品です。かどや店主の北野 拓さんは、地域のまだ知られていない農産物の魅力を広く届けるため、県内の農家や養蜂家とともに、「喜びで驚く」食品づくりを続けています。
d47 design travel storeでは、「はみだしうめ」シリーズを中心にかどやの手がける旬の商品をご紹介。
「はみだしうめ」シリーズからは全7種、みかんの蜂蜜でまろやかに仕上げた「蜂みつ」、塩だけで仕上げた昔ながらの「白ぼし」、スパイスがほんのり香る「赤紫蘇ジンジャー漬」など6種に加え、和歌山県の小さな山村・北山村特産の柑橘「じゃばら」を使い甘口に仕上げた新作の「蜂蜜じゃばら漬け」も店頭に並びます。
また、5月初旬に咲く有田みかんの花から採れた「みかんはちみつ」や、柑橘の味をそのまま活かしたストレートジュースもご用意しました。和歌山の風土と地域の人々が生んだ味わいを、ぜひお楽しみください。
かどや店主・北野さんが在店されます!
2025年7月11日(金)~7月13日(日)12:00~20:00 ※初日のみ18時頃から在店予定
和歌山の農産物の魅力や食品づくりについて、直接お話を伺える機会です。生産者とつながりながら、和歌山の農産物に新しい価値を見出し続ける北野さん。その想いや取り組み、商品のおいしい食べ方など、気軽にお話してみてください。
「はみだしうめ」
樹上完熟させた大粒な南高梅は、ふっくら肉厚、うす皮でやわらかな食感が特徴。
味のバリエーションは全7種。一番人気は、みかんはちみつとみかん酢で味付けした「蜂みつ」。和歌山の赤紫蘇を使った「赤しそ」、昔ながらの梅と塩だけで作った塩辛く酸っぱい「白ぼし」も定番です。その他、梅の風味を残す特殊な製法の「りんご酢」や「赤紫蘇ジンジャー漬」、パスタにも合う「オリーブオイル漬」、新商品「蜂蜜じゃばら漬け」もご紹介します。ご飯のおかずとしてはもちろん、魚と一緒に煮たり、焼酎に入れたりと、料理のアレンジにもおすすめです。
「みかんはちみつ」
日本一のみかんの産地、和歌山県有田地方では、5月の初め、街じゅうがみかん花の香りに包まれます。ミツバチたちが飛び交うその時期、咲いているのはほとんどがみかんの花。だからこそ、とても純度の高い「有田みかんの蜂蜜」が採れます。さらりとした口あたりと、みかんならではのフルーティーな香り。チーズやヨーグルトなど、酸味のある食材との相性もよく、料理やデザートにも使いやすい蜂蜜です。
「柑橘ジュース」
和歌山産の柑橘のみを使用したストレートジュース。生の果実と同じように、毎年少しずつ味わいが異なるのも魅力のひとつです。今回は、甘みが強く濃厚な「カラマンダリン」と、やさしい味わいで小さなお子さまにも人気の「キヨミオレンジ」の2種をご紹介。可愛らしいパッケージは、季節の贈り物にもぴったりです。
かどや|北野 拓
1979年和歌山県有田市生まれ。大学卒業後、化学メーカーに勤務。2009年から和歌山の産物を商品化。全国販売をスタート。以来、地域で出会った農産物や作り手たちとの関係性をもとに、地元ならではの素材を生かした食品を提案するなど、和歌山に根付く農産物の価値や魅力を伝える取り組みを続けている。70年続く化粧品店も営んでいる。→ かどや