会 期 | 2025年5月31日(土) - 2025年6月29日(日) |
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時 間 | 12:00~20:00 |
場 所 | d47 MUSEUM(03-6427-2301) |
事前申込 | 不要 設備点検のため、6月10日(火)~6月11日(水)のみお休みいたします。 |
どんな食卓にも馴染む、使う人を思う日常の食器
沖縄で日用品として古くから愛用されている焼き物「やちむん」。琉球王国時代に東南アジアの国々との貿易の中で生まれ、さまざまな国の技術を吸収し進化を遂げてきました。そのため、ぼってりと厚みのある器から、色鮮やかな絵柄のものなど固定的な型はなく、それぞれのつくり手によって現れる個性が魅力です。
「読谷山窯 大嶺工房」で修行をしていた井口春治さんが「読谷山焼 北窯 松田米司工房」にて修行されていた奥様の悠以さんと出会い、2012年読谷村に開窯した、井口工房。自身も料理好きという井口さんご夫妻が、「日々の食卓は、生活の基本」という考えを持ち、できるだけシンプルで無駄のないデザインを仕上げたいという想いで、日々器を作っています。そのため、井口工房の器は、軽く薄く、すっと引かれた線のように繊細で潔さを感じる形が特徴的。「軽くて持ちやすい」「どんな料理でも合わせやすい」「食卓に程よい緊張感が生まれる」など、ちょっとした喜びを日々感じられる、使い手への思いやりあふれる器です。その想いやデザインに魅了され、井口工房の器で料理を提供したいと、県内のカフェやレストランなどで使われています。
ライフスタイルが移り変わっても、暮らしに寄り添う心地よい器。そんな井口工房ならではのやちむんを、ぜひお手に取ってご覧ください。
井口工房 井口春治さんが在店されます
2025年6月7日(土)13:00~
春治さんのものづくりへの考え方やデザイン、器の制作背景についてお伺いできる機会です。器に触れながら、様々なお話を是非伺ってみてください。
井口春治 (いぐちはるじ)
沖縄県出身 沖縄県立芸術大学卒業
読谷山焼 大嶺工房に勤務
2012年 読谷村に「井口工房」設立
井口悠以 (いぐちゆい)
神奈川県出身
会社勤務を経て読谷山焼 北窯 松田米司工房に勤務
2012年 読谷村に「井口工房」設立
→ 井口工房