8/

04/d47 MUSEUM

広島 藍屋テロワールの風土を感じる藍染プロダクト藍染のもののまわり

会 期 2025年5月20日(火) - 2025年8月13日(水)
時 間 12:00~20:00
場 所 d47 MUSEUM(03-6427-2301)
事前申込 不要
設備点検のため、6月10日(火)~6月11日(水)のみお休みいたします。

「藍」「プロダクト」「着る人」 3つのテロワールから生まれる藍染プロダクト

日本のデニム産地、広島県福山。江戸時代より伝わる藍染の織物「備後絣」の産地であったことから、その技術を応用してデニム織物の製造が始まり、いまや日本の一大デニム産地として成長を遂げています。そんな福山市山野町で、2019年、藍屋テロワールは活動を始めました。テロワールとは、ワインの用語で「その土地がもつ特徴や性格」という意味。この土地だからこそ生まれる藍色を表現したいと、土づくりからこだわり、藍の栽培、藍染の染料であるすくもづくり、日本に古くから伝わる「天然灰汁醗酵建て」による藍染を一貫して行っています。

 

藍屋テロワールが2023年に立ち上げたブランド「( terroir )」は、手作業で一本ずつ藍染めした糸を用いて表情豊かな生地を仕立て、デニムやTシャツ、靴下などを展開する自社オリジナルブランド。藍の色の多様性、風合いを最大限に生かすため、日本が誇る各プロダクトの生産地と協業しながら企画、生産に取り組んでいます。長い時間身につけることで生まれる藍染の繊細な経年変化が、「( terrior )」のプロダクトの一番の魅力。作り手だけてなく、着る人自身のテロワールにより「らしさ」も表出します。あなたの持つテロワールにより生まれる機微に触れてください。

 

藍屋テロワールのプロダクトの中から、藍色のバリエーションや美しさをお楽しみいただける商品をセレクトし、期間限定で展示販売します。

 

terroir_image01.png

( tee )

Tシャツは、丸編みニット生産量日本一を誇る「和歌山県岩出市」で仕立てています。機械で低速で編んだ生地を使用。一枚でも着ることができる軽すぎない生地と、インナーとしても着ることができる細身のシルエットで、ボディ、リブ、縫製糸の全てに藍染された糸を使い、経年変化を楽しめる製品となっています。

 

 

 

 

terroir_image02.png

( socks )

靴下は、生産量日本一を誇る「奈良県広陵町」で仕立てています。旧式の編み機で編まれたローゲージソックスはふっくらと手編みのような優しさを持ち、快適な履き心地です。昔から「藍四十八色」と言われるくらい豊かなバリエーションをもつ藍染。この特徴を1足の靴下に凝縮、白を含む10色を1足で楽しめます。

 

 

 

 

terroir_profile.jpg

藍屋テロワール

広島県福山市で藍の栽培から?づくり、藍染までを一貫して行う。2023年に立ち上げた自社ブランド「( terroir )」では、天然灰汁醗酵建てによる藍染を行い、糸を染めて、デニムやパーカー、靴下などを展開。使う人の暮らしや個性でも変わる豊かな経年変化や色の多様性、風合いを最大限に生かすため、産地と協業しながら企画、生産に取り組んでいる。

藍屋テロワール