

| 会 期 | 2025年8月 2日(土) |
|---|---|
| 時 間 | 13:30~15:00(開場13:00) |
| 場 所 | 8/ COURT(渋谷ヒカリエ) |
| 料 金 | ¥2,000(税込) |
| 定 員 | 50名 |
| 事前申込 | 要 ●お申込み方法:Webサイト/d47 MUSEUMおよびD&DEPARTMENT TOKYO店頭 ●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)/03-5752-0120(D&DEPARTMENT TOKYO) ・イベントの中止・延期以外での払い戻しはいたしかねます。あらかじめご了承ください。 ・「ロングライフデザインの会」会員の方は無料でご参加いただけます。Webサイトよりお申込みください。 ・会場のお席として、数量限定で「Nychair X」をご用意しています。当日は先着順でのご案内となりますので、開場の15分前(12:45)よりお並びいただけます。ぜひお早めにお越しください。 ・当日、普段のお使いのマイニーチェアをお持ち込みいただき、慣れ親しんだ座り心地の椅子でもご参加いただけます。 主催:D&DEPARTMENT PROJECT、協力:株式会社 藤栄 |
約一畳のスペースがあれば、快適な座り心地を好きな場所に持ち運べる「ニーチェアエックス(Nychair X)」。この度、D&DEPARTMENT PROJECT ORIGINAL EDITION「VINTAGE YELLOW」を2025年11月に発売します。「VINTAGE YELLOW」の販売を記念し、ニーチェアの名付け親であり監修も務める島崎信さんをお招きし、発売当時のエピソードなどをお話しいただきます。
1970年に日本人デザイナー新居猛氏が開発した折りたたみ椅子、ニーチェアエックス。コンパクトな日本の暮らしに合わせて軽量かつ収納しやすく、快適な座り心地を追求しています。今回のトークでは、発売から55年を迎えた今も国内外でロングセラーとして愛され続けている理由を、ナガオカケンメイが聞き手となり、島崎さんに伺いながら紐解いていきます。
Nychair X VINTAGE YELLOW
(D&DEPARTMENT PROJECT ORIGINAL EDITION)
ニーチェアを2013年まで製造していた有限会社ニーファニチア時代に、定番色として展開されていた「黄」を復刻し、「VINTAGE YELLOW」としてD&DEPARTMENT限定で販売を開始します。
「VINTAGE YELLOW」は、空間のアクセントになる色合いで、肘掛けは定番商品と同じビーチ材を使用し、ウレタン樹脂塗装を施しています。肘掛けの色はナチュラルとダークブラウンの2種類からお選びいただけます。ニーチェアの定番色と組み合わせても、お部屋に馴染むデザインです。
※8/2のイベント会場にて、VINTAGE YELLOWをご予約いただた方は、ご購入者分のみd SCHOOLの参加費が無料になります。(※椅子のご予約代金から、参加費分をマイナスいたします。)
Nychair X VINTAGE YELLOW
エックス ¥67,100
ロッキング ¥69,300
オットマン ¥36,850
エックス80 ¥69,300 全て税込価格
※予約受付は8月2日から開始、商品は11月3日以降、順次お届け予定。
島崎 信|武蔵野美術大学名誉教授
1956年東京藝術大学美術学部卒業。デンマーク王立芸術アカデミーで研究員として家具デザインを学び、ハンス・J・ウェグナー、フィン・ユール、ボーエ・モーエンセン、ポール・ケアホルムらデンマークのデザイナーたちと交流。北欧デザイン研究の第一人者であり、生活デザインの提唱者として 国内外でインテリア、プロダクトデザインに関わるほか、家具・インテリアデザインの展覧会やセミナーの企画も多数手掛ける。主な著書に『一脚の椅子・その背景』(建築資料研究社)、『美しい椅子1~5』(枻出版社)など。
ナガオカケンメイ|デザイン活動家
「ロングライフデザイン」をテーマとするストアスタイルの活動体D&DEPARTMENT PROJECTを創設。47都道府県に1か所ずつ拠点をつくりながら、デザイン目線の旅行文化誌『d design tarvel』や日本初のデザイン物産ミュージアム「d47 MUSEUM」などを展開。物販・飲食・出版・観光などを通して、47の「個性」と「息の長い、その土地らしいデザイン」を見直し、全国に向けて紹介する活動を行う。2013毎日デザイン賞受賞。「情熱大陸」「カンブリア宮殿」などに出演。著書に「ナガオカケンメイの眼」(平凡社)など。 2021年より故郷・愛知県阿久比町で「d news」をスタートし、現在、阿久比町と沖縄うるま市で活動中。
移動できる居心地 ニーチェアエックス
『僕が思うニーチェアの最大のポイントは「人の体のことを考えた居心地、それを移動して持ち運んで使える」ことです。椅子はあまりあっちこっちと移動して使うことはありませんよね。例えば、マルニ60オークフレームチェアの座り心地は最高だと思いますが、ベランダやアウトドアに持ち出すことはなかなかしません(僕はたまにやりますが・・・・笑)。ニーチェアは室内家具でもあり、アウトドアにも持ち出せます。軽くて折りたたみができる。アウトドアの椅子の「簡易性」からの、背もたれが直角で、「座れればいい」という感じではなくて、室内のくつろぎの居心地が移動して使える。もちろん、部屋から部屋への移動もありますが、部屋からベランダへ、部屋からキャンプ場へと、座り心地を移動できます。さて、そんなニーチェアから80が登場します。この椅子の僕のポイントはお尻の収まり具合です。簡単に言うと「机とセットにしても使える背筋をまっすぐにした用途にも使え、読書にも使える。近い椅子で例えると、マルニ60 オークフレームチェアではなく、カリモク60 Kチェアのような、机を意識できること。ニーチェアXは完全に机から解放されてくつろぐスタイルですが、X80は読書、仕事の椅子としても使えます。そのポイントはお尻!! 笑。ニーチェアのお家芸、人のお尻やももの下、膝下などを本当によく考えています。長時間座っていても、どこかが圧迫されて辛くなることはありません。これぞ、一生モノ。大切な人の分を揃えて、車に積み込んで出かけてほしい椅子です。これだけの座り心地があると、据付の椅子たちに嫉妬されそうですが、これからの気軽に場所を指定せず、自由に動き回る時代に最適な「座り心地」を持った椅子と言えます。自信を持っておすすめします。』 ナガオカケンメイ
→ Nychair 特集ページ

ニーチェアエックスのもののまわり
