会 期 | 2025年5月 1日(木) - 2025年5月29日(木) |
---|---|
時 間 | 12:00~20:00 |
場 所 | d47 MUSEUM(03-6427-2301) |
事前申込 | 不要 |
沖縄の海が育んだ、新しい装いのかたち。
沖縄の海に育まれた夜光貝や高瀬貝。古くから祈りや装飾の文化に根ざし、螺鈿細工や貝ボタンの素材として用いられてきました。切り落とす面ごとに異なる、地層のような表情。貝を削り出すことで現れる深い色合いや模様。そこには、自然が秘めた唯一無二の美しさがあります。
そんな貝に秘められた美しさを追求し、ひとつひとつ手作業で装身具を制作している「かいのわ」の川初真さん。沖縄本島中部東方に位置する浜比嘉島に工房を構えて今年12年目を迎え、新たな可能性を求めて作品づくりに挑戦しています。
d47 design travel storeにおいて初開催となる本企画では、川初さんが貝の美しさに魅せられ、新たな表現に挑み制作した作品「ゆびわ」を中心に、指輪やネックレス、ピアスなどの定番商品や、ダイナミックに削り出されたアートピースを展示し、その繊細な美しさをより深く掘り下げます。貝のもつ魅力と、川初さんの感性・技術が融合した作品を、ぜひ店頭でご覧ください。
「かいのわ」川初ご夫妻が在店されます
2025年5月4日(日)、5日(月)12:00~18:00頃
貝やものづくりについて、川初夫妻に直接お話を伺える機会です。どのように貝に向き合い、かたちにしていくのか。そんな「かいのわ」の世界観を、ぜひ感じてみてください。ご希望の方には、ヤスリで貝を削る様子も実際にご覧いただけます。削ることで現れる個性豊かな貝の色や輝きに、思わずハッとする感動や発見があるかもしれません。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
・川初 真 (かわはつ まこと)
北海道出身。2003年那覇に移住。ダイビングインストラクター・会社員を経る中、自然とのつながりを模索しながら独学で装身具を作り始める。2014年うるま市浜比嘉島に生活の拠点を移し「かいのわ」工房とギャラリーをオープン。「流れのままに生きた貝の中にある美しさ」 そこに自分らしく生きるヒントを見出し、「かいのわ」を通し自然の一部としての自己の存在を模索する日々を送っている。
・川初 純子(かわはつ じゅんこ)
東京都出身。世界各地の文化や生活・多様な価値観を感じる一人旅に魅せられ、世界を巡る。人との繋がりが、人生に彩りと心の豊かさをもたらしてくれることを実感し、だどり着いた浜比嘉島の小さな集落での暮らしや、家族で営む「かいのわ」を通して、人と人、人と自然との輪を紡ぐ世界へと今も旅を続ける。
→ かいのわ