デザイントラベルガイド『d design travel SHIMANE』出版記念!島根県をテーマにした新作落語を落語家・柳家花緑が演じます。
新作ご当地落語で、柳家花緑が魅せる"島根県らしさ"
47都道府県のそれぞれの土地をデザインの視点で編集するトラベルガイド『d design travel』の連動企画、柳家花緑・藤井青銅とつくる、47都道府県の新作落語プロジェクト「d47落語会」。
落語家・柳家花緑さんが、脚本家・藤井青銅さん書き下ろしの新作となる島根落語を、洋服で椅子に座り現代の言葉で演じる「同時代落語」のスタイルで披露!さらにもう1席、古典落語もお楽しみいただけます。伝統的な江戸落語の文化にも触れながら、現代の同時代落語との違いを感じるのも、この落語会ならではの魅力の1つです。
2席を存分にお楽しみいただいたあとは、『d design travel』発行人のナガオカケンメイと編集長の神藤秀人を聞き手に、花緑さんと青銅さんのおふたりから島根落語の誕生秘話が語られるアフタートークを行います。
島根県の魅力を、一緒に笑って感じましょう。
演目:古典落語1席、島根落語1席、アフタートーク
出演者:柳家花緑(落語家)、藤井青銅(脚本家)、ナガオカケンメイ(d design travel 発行人)、神藤秀人(d design travel 編集長)
<島根県内でも開催します。>
2025年8月27日(水)には、松江市の興雲閣にて、d47落語会「島根県」島根会場を開催いたします。東京会場での観覧が叶わない方は、ぜひ島根会場へのご参加をお待ちしております!
詳細は以下のwebサイトでご確認ください。
D&DEPARTMENT「d47落語会」webサイト
柳家 花緑 (やなぎや・かろく)/落語家
1971年8月2日生まれ。東京都出身。1987 年3月 中学卒業後、祖父・五代目柳家小さんに入門。前座名 九太郎。1989年9月、二ツ目昇進。小緑と改名。1994年、戦後最年少の22歳で真打昇進。柳家花緑と改名。スピード感溢れる歯切れの良い語り口が人気で、古典落語はもとより新作落語にも取り組む。他ジャンルからのオファーも多く、番組の司会やナビゲーター・俳優としても活躍中。
藤井 青銅 (ふじい・せいどう)/脚本家
1955年、山口県生まれ。24歳で第1回「星新一ショートショートコンテスト」入賞後、作家・脚本家・放送作家として活動。脚本・演出・プロデュースを兼ねて腹話術師いっこく堂を売り出す。著書に『一芸を究めない』(春陽堂書店)、『国会話法の正体』(柏書房)、『トークの教室』(河出書房新社)など多数。柳家花緑とは、2005年NHK『にほんごであそぼ』で知り合う。2011年からは「同時代落語」の新作を提供。2024年、d47落語会の脚本10作を収録した『柳家花緑 都道県落語自薦集』(竹書房)を発表。
ナガオカケンメイ/デザイン活動家・D&DEPARTMENTディレクター
1965年、北海道生まれ、愛知県育ち。デザイン活動家。ロングライフデザインをテーマに、47都道府県にデザインの道の駅「D&DEPARTMENT」をつくりながら、地域と対話し、「らしさ」の整理、提案、運用を行う。2009年より旅行文化誌『d design travel』を刊行。2012年より東京の渋谷ヒカリエ8/にて日本各地の「らしさ」を常設展示する、日本初デザイン物産ミュージアム「d47 MUSEUM」を発案、運営。2013毎日デザイン賞受賞。

神藤 秀人(しんどう・ひでと)/d design travel 編集長
1980年、東京生まれ。ロングライフデザインの視点で編集し、47都道府県に1冊ずつ発刊を目指すトラベルガイド『d design travel』誌の編集長。編集・執筆・写真撮影など制作の全般を担当するほか、渋谷ヒカリエ・d47 MUSEUMで開催する『d design travel』と連動した展覧会の構成を担当。毎号、特集する県を車で走り回り、展示物をピックアップする旅にも出る。2024年11月から約2ヶ月間島根県に滞在取材し、最新刊「島根号」を2025年4月に全国発売した。