世界ポスタートリエンナーレトヤマ（IPT）は、1985年から富山県立近代美術館が3年に1度開催している、日本唯一の本格的な国際ポスターコンペティションです。IPTには創設以来、世界各国から総計33,042点の応募が寄せられ、今や世界５大ポスター展のひとつとして数えられるまでに成長しました。

ポスターは「時代の証言者」であるとしばしば言われます。今年30周年を迎えるIPTの歴史を振り返ってみても、ポスターはその時代の空気や社会情勢を深く反映するとともに、グラフィックデザインの「いま」を伝える存在であり続けてきました。

本展では、今年の入選作品の一部と近年の受賞作品を中心に、IPTをダイジェストで紹介します。

 

なお、入選作品すべてが一堂に会する「第11回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2015」は、9月19日(土)～11月23日(月・祝)、富山市内の富山県立近代美術館にて開催されます。

今回は57の国と地域から寄せられた3845点の中から、6月に行われた厳しい第一次審査を通過した入選作品と審査員作品、あわせて378点が展示されています。

http://www.pref.toyama.jp/branches/3042/exhibition/exh_2015/exh_15_3.htm

 

今年の北陸新幹線開業によって、ぐっと近くなった東京と富山。

是非、この２つの地でポスターの魅力にふれてください。

 

お問い合わせ先： 076-421-7111（富山県立近代美術館）