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京都・たち吉 since 1752 『Luigi Colani 2020 Collection』 展示発表会未来は伝統から生まれます

ルイジ・コラーニ

会 期 2014年5月 8日(木) - 2014年5月19日(月)
時 間 11:00 - 20:00
場 所 CUBE 1, 2, 3
料 金 無料
主 催 株式会社たち吉

 昨年、京都の粋を伝える陶磁器専門店「たち吉」は、創業260年を迎えました。それを記念し長年交流のあった世界的デザイナーであるルイジ・コラーニ氏と恊働で新たに製品開発を行いました。今回、その成果として『Luigi Colani 2020 Collection』の展示発表会を開催いたします。

 ルイジ・コラーニ氏とたち吉の出会いは、1983年に遡ります。そこからコラーニ氏と共に「オボ」シリーズ、「デュードロップ」シリーズ(共に1983年)、「オボⅡ」シリーズ(1986年)など、コンテンポラリーな食器を生み出してきました。そしてこの度、最初の発表から30余年の歳月を経て、オリジナル・シリーズに現代的解釈を与えたリニューアルアイテムに新アイテムとしてマグカップを追加し、『Luigi Colani 2020 Collection』として発表いたします。 

 京都・たち吉 since 1752 『Luigi Colani 2020 Collection』と題した展示発表会では、これまでの力強く洗練されたイメージはそのままに、あでやかなカラーリングで表現したコラーニ製品の新しい魅力をお楽しみいただけます。また、人気インテリアスタイリストの長山智美氏による、たち吉の手掛ける暮らしの中の広く親しまれる器からより感性の高い本物志向の器好きの人々にも好まれる味わい深い器までを、インスタレーションで魅せる展示も同時にご覧いただけます。

 更に、ルイジ・コラーニ氏の来日を記念し、ディスカバージャパン編集長の高橋俊宏氏、プロダクトデザイナーの廣田尚子氏を迎えデザイントークも開催いたします。

 今後もたち吉は260年余の歴史と伝統を継承しながら、「暮らしとうつわ」の関係性を追求し、現代生活にあうコンテンポラリーかつ革新的な器づくりを進めていきます。この機会に是非たち吉ならびにコラーニの新しいうつわの世界をご堪能ください。

 

プロフィール
 
ルイジ・コラーニ
1928年ベルリン生まれ。Kunsthochschule in Berlin(現ベルリン芸術大学)にて学び、 パリ大学にて空気力学を研究。1950年代からキャリアをスタートさせ、フィアット、アルファロメオ、ランチア、フォルクスワーゲン、BMWなどのカーデザインを多く手掛けた。1960年代に家具のデザインを開始し、1970年代になるとボールペン、テレビなどの家庭用品からユニフォームやトラック、キッチンまで多岐に渡るデザイン活動を展開。現在も積極的なデザイン活動を行っている。これまで偉大な功績を残し、数多くのデザイン賞を受賞。彼の有機的なデザインと型破りなアプローチは、デザイン界のみならず一般にも広く知られている。

EVENT

【記念デザイントーク】 
ルイジ・コラーニのデザイン哲学と「暮らしとうつわ」の関係性
日時:5月9日(金)18:30−20:00(開場:15分前)
場所:渋谷ヒカリエ8階 8/ COURT
登壇者:ルイジ・コラーニ氏、廣田尚子氏(プロダクトデザイナー)
     高橋俊宏氏(ディスカバージャパン 編集長)、
モデレーター:桐山登士樹(デザインプロデューサー/株式会社TRUNK代表)