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南條工房のおりんの音色に触れる会SHIBUYA WANDERING CRAFT 2025

会 期 2025年8月31日(日)
時 間 11:00 - 12:00
開場時間 10:45
場 所 8/COURT
料 金 ¥2,640(税込)
定 員 60名
事前申込
下記URLにてお申し込みください。
https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_62753.html
主 催 D&DEPARTMENT PROJECT 
お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

佐波理おりんの音色を楽しみ、暮らしの中で自分らしく使う方法を学ぶイベント開催!

おりんは、澄んだ美しい音を出す金属製の道具。おりんを鳴らすことは、空間を清める、邪気を払うなどの意味を持ち、その音は故人や先祖への供養の気持ちを伝え、極楽浄土まで届くといわれています。近年では、ライフスタイルの変化により、その美しい音色とデザインを、暮らしの中に取り入れて楽しむ人が増えています。
 
およそ200年にわたり、京都府宇治市でおりんをつくり続ける南條工房は、「自分たちにできる、最大限いい音をつくる」という思いで、音色にこだわった、銅と錫の合金「佐波理」製のおりんや祇園祭や各地の囃子鐘・鳴物神仏具を専門に製造を行う国内でも数少ない工房。今回は、南條工房の南條和哉さんと、南條工房のおりんを愛用しているタブラ奏者のU-Zhaanさんをお招きし、おりんの音を暮らしの中で楽しむ方法や、おりんの音色によって生まれる豊かさについて語り合うトークショーを開催します。皆さんと一緒におりんの音を楽しむ時間も!佐波理おりんの美しい音色に耳を傾けてみてください。
南條和哉
創業200年余りの歴史に培われた伝統の技術と知恵をもとに、おりん、祇園祭や各地の囃子鉦(はやしがね)、鳴物神仏具を専門に製造している国内でも少ない工房。全ての製品に佐波理を使用しており、型作りから完成まで手作りで製造している。2023年には、ショップと工房が併設された、音色を感じてもらうための拠点、「LinNe STUDIO」をOPEN。代表の南條勘三郎(南條浩二)は、2008年に京都府伝統産業優秀技術者「京の名工」として知事表彰を受け、7代目になる南條和哉は、2011年に京仏具の「京もの認定工芸士」に認定されている。
 
U-Zhaan
1977年生まれ、埼玉県出身。18歳でタブラと出会い、世界的タブラ奏者のオニンド・チャタルジー、ザキール・フセインに師事。ヒップホップやポップス、ジャズ、エレクトロニカなど、ジャンルを越えたコラボレーションを行う。7月23日には、ニューアルバム『Tabla Dhi, Tabla Dha』をリリース。南條工房のLinNeを使用した楽曲も収録されている。

EVENT

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2025年の渋谷ワンダリングクラフトのテーマは「工夫」
工夫で広がるわたしの暮らし展 - Rethink for New Living -
 
SHIBUYA WANDERING CRAFTは、Wonderful(驚き)をもって、Wandering (歩き回る) する物産展です。渋谷らしい新しい発見や出会いの場として、2014年から「農業」「エコ」「旅」「DIY」「アート」などをテーマに、新たな試みにチャレンジするつくり手とともに企画してきました。2025年の渋谷ワンダリングクラフトでは、「工夫」が生む、もっと自由で楽しい暮らしの可能性を探ります。私たちを取り巻く世界は、日々大きく変わり、より多様な価値観が交錯しています。消費行動やライフスタイルが細分化し、それぞれの「欲しいもの」「やりたいこと」がより個別化すると同時に、その持続可能性も重要な課題として見直されています。そんな中で、私たちができるのは、身近にある「工夫」で、日常を少しずつ、でも確実に変えていくこと。
今回は、デザイン、アートをはじめ、食やスポーツまで、日々の暮らしにまつわる様々な切り口から「工夫」の視点を、マーケットやワークショップ、トークショーなどを通してお届けします。
ひとりひとりが「工夫」を積み重ね、自分らしい暮らし方を見つけ、広げていけるようなヒントに出会える9日間。楽しみながら学び、新しいアイデアに触れ、みんなで未来の暮らしを考えていきましょう。
 
【イベント開催概要】
SHIBUYA WANDERING CRAFT 2025
開催期間:2025年8月23日(土)~8月31日(日)
開催時間:11:00~20:00(イベントによって時間が異なります)
開催場所:渋谷ヒカリエ 8階 Creative Space 8/