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『晴れたら市原、行こう!』いちはらアートxミックス 開催直前広報展クロストーク参加アーティストと総合ディレクター北川フラムのクロストーク

曽我部昌史(建築家、みかんぐみ共同主宰)、中崎透(美術家)、大巻伸嗣(アーティスト)、遠山正道(株式会社スマイルズ代表)、羊屋白玉(劇作家・演出家、劇団指輪ホテル主宰)

会 期 2014年2月19日(水) - 2014年2月25日(火)
時 間 18:30 - 20:00
場 所 COURT
料 金 無料
定 員 100名
事前申込 不要
主 催 中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス実行委員会

3月21日から始まる「中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス」をPRするための直前広報展において、総合ディレクターである北川フラム氏と参加アーティストによるトークイベントを開催します。いちはらアートXミックスで掲げる4つのキーワード 1)廃校の活用、2)小湊鐵道・乗物の活用、3)豊かな自然と食、4)アーティストの長期的な活動や異業種からの多様な人々の参加に関するアートプロジェクトについて、総合ディレクターからの依頼や課題を、アーティストがどのように捉え解こうとしているかを語ります。



(1)2月19日(水)-中崎透(美術家)、曽我部昌史(建築家、みかんぐみ共同主宰)


建築ユニットみかんぐみ、中崎透 等が関わる、2013年3月に廃校になった旧里見小学校は「子どもたちの学校から、地域の人たち全体の学校へ」というテーマで新たに地域コミュニティの拠点となるべく生まれ変わります。新たな学びの場<IAAES(Ichihara Art/Athlete Etc.School)>は大人から子どもまで、好奇心の趣くままに、アート、音楽、スポーツ、宇宙、科学、生物、農業などにかかわり、多面的に学べるアクティブな場をつくり出します。旧校舎の再生に、建築家として設計に関わるみかんぐみの曽我部昌史さんと、プログラムディレクターとして多方面とのネットワークづくりやここで行われる活動内容にかかわる中崎透さんにIAAESについてお話しいただきます。

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Illustration. Amigo Koike


■中崎透(美術家)

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1976年生まれ。
武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程満期単位取得退学。現在、水戸市を拠点に国内のさまざまな地で活動。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室(中崎透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わる。



■曽我部昌史(建築家・みかんぐみ共同主宰)

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1962年福岡県生まれ。
東京工業大学大学院修士課程修了後、伊東豊雄建築設計事務所に勤務。1995年NHK長野放送会館の設計を機に、加茂紀和子、竹内昌義、マニュエル・タルディッツらとみかんぐみを共同設立。戸建住宅から、保育園や学校などの建築設計を中心に、家具、プロダクトやアートプロジェクトまで幅広くデザインを手がける。近年の作品は、伊那東小学校、横浜開国・開港博Y150はじまりの森、神宮前の家、下条茅葺きの塔、高松港・アート工房ベンガル島、伊吹しまづくりラボ、mAAch ecute 神田万世橋など。



(2)2月24日(月)-大巻伸嗣(アーティスト)、遠山正道(株式会社スマイルズ代表)


大巻伸嗣さんは養老渓谷の古民家ギャラリー「あそうばらの谷」(タイガー立石(美術家)の旧自宅兼アトリエ)でインスタレーションを発表します。かつてこの家で起きていただろう日常生活の記憶を表現し、多様な時間と空間が混在するような空間をつくり出す作品です。遠山正道さん率いる株式会社スマイルズ 生活価値拡充研究所は、市原の豊かな自然の賜物である地元産の食材を活用し、食の専門家と住民が新たなメニューを開発する「なっぱすごろくプロジェクト」を小湊鐵道の駅や、「あそうばらの谷」の旧工房をリニューアルしたレストランで展開。作品・プロジェクトについてお話いただきます。



■大巻伸嗣(アーティスト)

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1971年岐阜県生まれ。東京都在住。
「トーキョーワンダーウォール2000」に入選以来、『Echoes』シリーズ、『Liminal Air』、『Memorial Rebirth』(横浜トリエンナーレ 2008)など、展示空間を非日常的な世界に生まれ変わらせ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ますダイナミックなインスタレーション作品やパブリックアートを発表している。



■遠山正道(株式会社スマイルズ 生活価値拡充研究所 代表取締役)

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食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」、ネクタイの専門ブランド「giraffe」、新しいリサイクルショップ「PASS THE BATON」、ツートーンをテーマにしたファッションブランド「my panda」等様々なジャンルの新しい価値を提案する業態を展開。「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。2013年からは「スマイルズ生活価値拡充研究所」を立ち上げ、社内の事業に留まらず、幅広い価値の提案を行っている。
 

(3)2月25日(火)-羊屋白玉(劇作家・演出家、劇団指輪ホテル主宰)


市原市を南北に走る「小湊道」。昭和の面影を残す古い車両や木造駅舎を大切に使い、その少し懐かしく、愛おしい風景は映画やCM、雑誌・写真撮影に度々登場しています。多くのファンを持つ小湊鐵道の車両や駅舎の魅力を作品に取り込み、列車そのものを乗客も参加するお芝居の舞台へ変えてしまう、「劇団指輪ホテル」を率いる羊屋白玉さんにお話しいただきます。

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■羊屋白玉(劇団指輪ホテル主宰)  

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劇団指輪ホテルは東京ベースの演劇を作るグループ。
国内のみならず海外公演も行いながら、劇場ではないオルタナティブな場所の持つパワーを味方に、演劇空間の可能性を拡げている。2013年夏には、瀬戸内国際芸術祭に登場。直島の内ヶ浜海水浴場で、夕陽と潮騒の中、 せとうちの海に捧げる女性6人の物語「あんなに愛しあったのに」を上演。

Photo: Sakiko Nomura



■北川フラム(中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス 総合ディレクター)

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1946年新潟県生まれ。東京芸術大学卒業。「アントニオ・ガウディ展」、「アパルトヘイト否!国際美術展」、「ファーレ立川アートプロジェクト」等をプロデュース。2006年、芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞。『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ』『瀬戸内国際芸術祭』の総合ディレクターを務める。

Photo:Yuichi Noguchi

EVENT

■『晴れたら市原、行こう!』「中房総国際芸術祭いちはらアート× ミックス」開催直前広報展

会期:2月15日(土) - 2014年2月28日(金)  
時間:11:00 - 20:00 ※ただし、15日(土)は、18:00より、 28日(金)は18:00まで  
場所:CUBE 1, 2, 3 
料金:無料 
主催:中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス実行委員会 
http://www.hikarie8.com/cube/2014/01/post-17.shtml
 
■中房総国際芸術祭 いちはらアートxミックス2014              
 
会期:3月21日[春分の日] - 5月11日[日](52日間 会期中無休)
 
参加アーティスト:13の国と地域/57組(2014年2月10日現在)
 
開催地:千葉県市原市南部エリア[小湊鐵道上総牛久駅─養老渓谷駅一帯]
 
主催:中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス実行委員会
 
●作品鑑賞パスポート/一般 前売3,300円(当日3,800円)、大学・専門学校・高校生 前売2,800円(当日3,300円)、中学生 前売・当日共1,000円、小学生 前売・当日共500円 未就学児無料
 
内容:会期中有効な作品鑑賞チケット(1作品1回限り有効。2回目以降割引適用)+交通パスポート(小湊鉄道・会場循環周遊バス1日限り乗り放題チケット)
 
●公式ウエブサイト:http://ichihara-artmix.jp 公式フェイスブック:http://www.facebook.com/artmix2014
 
お問い合わせ|中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス実行委員会事務局 (市原市経済部 国際芸術祭推進室)TEL :0436-50-1160 FAX:0436-50-1303 E-mail:kokugei@city.ichihara.chiba.jp