会 期 | 2015年10月29日(木) - 2015年12月13日(日) |
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時 間 | 11:00 - 20:00(入場は19:30まで) |
場 所 | d47 MUSEUM |
料 金 | 無料 |
事前申込 | 不要 |
私たちは1年に3冊のペースで、47都道府県の個性を1県ずつ纏めていく本『d design travel』を制作、出版しています。そのテーマである"ロングライフデザイン"は、その土地に長く続く「暮らし」です。日本中が都市化されていく中で失われていく「その土地ごとの個性」の大切さを確認するために、この本を作っています。本展覧会は、その17冊目となる「滋賀県」号の発刊を記念するものです。
毎号、私たち編集部は約2か月間、その土地で暮らし、少しずつ、その土地の"らしさ"を実感していきます。そこで出会う人々の暮らしは、個性豊かでありながら、土地の人々にとっては当たり前となり、ややもすると、その重要性が軽視されることもあります。しかし、それらは、その土地ならではの暮らしを守り、また、その土地に暮らす意味を教えてくれる「その土地ならではのデザイン」だと思うのです。
この展覧会は、取材先の場所一つ一つから、使っている実物をお借りし展示するもので、展示品のどれもに、作り手と使い手の拘りのデザインがあり、現在の形になるまでの営みや進化があり、知れば知るほど、とても興味深いものです。そして、それらは皆さん自身の生活をより豊かにするヒントになり得るかもしれません。誌面では紹介しきれない、そうした魅力を実物を通して感じ取っていただき、誌面上の滋賀をよりリアルに体感していただけたらと思っています。そして、ぜひ、この『d design travel SHIGA』をきっかけに、実際に滋賀県、そして、日本を旅して「その土地ごとの個性」の大切さを感じ取ってください。
最後に、本展覧会、および、本誌制作にご協力いただきました皆様すべてに、厚くお礼を申し上げます。
d design travel 副編集長 神藤秀人
滋賀号の取材を通して、本誌編集部スタッフが出会った、“滋賀らしい”デザインと、美味しい手土産のストアがオープンします。
主な販売品
・針江「のんきぃふぁーむ」の古代米
・彦根「菓心 おおすが」の和洋菓子
・木之本「冨田酒造」の日本酒
・信楽「TORASARU」の紅茶 など。
※画像はイメージです。実際の販売品とは異なる場合があります。
d47食堂スタッフが滋賀県を旅して、名物や伝統料理を食べ歩き、生産者に取材しながら考案した新メニューです。
海に接しない滋賀県にとって、琵琶湖は「うみ」であり、琵琶湖でとれる食材は「湖の幸(うみのさち)」です。鮒鮓もお出しする「滋賀定食」は、10月29日〜12月14日(予定)まで、d47食堂でお召し上がりいただけます。
11月7日(土)開催
【d design travel show in TOKYO】
編集部が、滋賀のものづくりや食文化など、取材の裏話も交えながら、滋賀の魅力をスライドショー形式で発表します。また、編集長が参加者と一緒に展示台をまわり、案内していくミュージアムツアーを通して、参加者とざっくばらんにお話ししながら、実際に経験し、感じた滋賀県の個性を直接紹介していきます。
【滋賀を食べる会】
"滋賀らしい"食とは何か、滋賀定食開発の秘話を、開発を担当した料理人が公開!また、滋賀県現地からゲストをお迎えし、滋賀の食文化や歴史を学ぶ勉強会を予定しています。会場には「滋賀定食」でもお出しする料理をはじめ、現地で編集部やd47食堂スタッフが体験した、滋賀の味も並びます。
詳細・お申し込みはこちら
本誌の発売に合わせ、各地を題材にした同時代の新作落語「47 都道府県落語」を、1 県に1 つずつ、全県つくっていく「d47 落語会」。古典落語と、新作の滋賀県をテーマにした同時代落語、トークショーの3部構成で、滋賀県の「個性」や「らしさ」を、笑いを通して紹介していきます。
滋賀会場は11月27日、東京会場は12月9日です。落語好きの方も、これが初めて!という方もぜひお越しください。
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