私だけ知っている。

EXHIBITION

絵画と立体を組み合わせた独自のスタイルで制作する作家・大畑伸太郎。本展では、彼がこの表現様式を編み出してから歩んできた20年の軌跡と、そこから生まれる新たな一歩を、作品を通して体感していただけます。

現代美術家のマネジメントや展覧会の企画を手がけるユカリアートは、大畑伸太郎による個展「私だけ知っている。」を開催いたします。


1975 年広島県生まれの大畑は、日常にあふれるさまざまな「光」を捉え、何気ない風景を映画のワンシーンのように描き出す画家です。


その卓越した光の表現は、作品の中に実際に光源が仕込まれているのではないかと錯覚するほどのリアリティを生み出します。


さらに、画面の中の人物を立体として表現し、絵画と立体を一体化させた独自の作品は、まるで「飛び出す絵本」のような世界観を生み出しています。今年はこの大畑を象徴する代表的なスタイルでの制作を始めて20年という節目の年です。大畑は自身の制作について、次のように語っています。「意識して掴もうとすると消えてしまうような感覚。そんなものを作品に封じ込められたら、誰かと共有できるのではないか。そう思いながら作品を作っています。」本展は、三つのテーマで構成されています。一つ目は、個展の開催地である渋谷の風景を描いた新作群。二つ目は、少年と少女の逃走劇を描くシリーズの新作。そして三つ目は、20年にわたり制作を続けてきた絵画と立体を組み合わせた作品の中から、特に人気の高い代表作を厳選してご紹介します。これまでに積み重ねてきた表現の軌跡と、その先に広がる新たな創作への一歩を示す本展を、ぜひご高覧ください。

 

大畑伸太郎

1975年、広島県生まれ。日常にあふれるさまざまな「光」を捉え、何気ない風景を映画のワンシーンのように描く画家。
大畑のトレードマークともいえるのが、絵画と立体を組み合わせ、ひとつの世界として表現する独自のスタイルだ。まるで「飛び出す絵本」のように、画面の中の登場人物を立体として手前に配置することで、絵画の中の空気や世界観をよりリアルに、臨場感をもって伝えている。
その作品は国内外のコレクターに支持され、世界各地でコレクションされている。2021年には、サンクトペテルブルクの美術館で個展を開催し、好評を博した。

公式略歴ページ:https://yukari-art.jp/jp/artists/shintaro-ohata/ 

作家インスタグラム: @shintaro_ohata