現代美術家のマネジメントや展覧会企画等を行うユカリアートは、 吉田朗による個展「Empty Bears - A Mirror of Our Time 日々を映す空っぽのくまたち」を開催いたします。
吉田は、樹脂で制作した中空のオブジェの表面に絵を描く独自の手法により、数々の立体作品を発表してきました。愛らしいフォルムと精巧な彩色による美しい佇まいを持つ作品の表面には、社会問題から都市の風景まで、私たちを取り巻くさまざまな情景がモチーフとして描かれています。その表現は時に具体的であり、時に抽象的です。
吉田は作品を通して、自身の思想や主張を直接的に語ることはありません。美しい外観とは対照的に、内部をあえて空洞とすることで現代社会の危うさを示唆しながらも、表面に描かれる色彩やイメージは、自身の感性が捉えた世界を淡々と描くのみです。その意味や解釈は鑑賞者一人ひとりに委ねられており、それぞれの視点で自由に作品と向き合うことができます。
本展では、新たな作品シリーズ「Empty Bear」より、約30点の新作 を発表いたします。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【アーティスト】
吉田 朗
1976年、神奈川県生まれ。2002年、多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。主にFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を素材とした立体作品を制作し、表面にエアブラシによる繊細なペイントを施している。
香港最大の鉄道会社MTRのCity One駅や渋谷フクラス(渋谷猫張り子)に作品が常設展示されている他、日本一の宝くじ売り場として知られる西銀座チャンスセンターの招き猫「宝猫」を制作するなど、公共空間におけるアート作品の制作にも携わっている。
公式略歴ページ:https://yukari-art.jp/jp/artists/akira-yoshida/
作者インスタグラム:https://www.instagram.com/yoshidaakiravariousworks/