Hikarie

SHIBUYA WANDERING CRAFT 2017 ECO

8.3 thu - 8.29 tue 11:00-20:00 入場無料

⑤ エコアドベンチャーなワークショップとモノづくりから考えるエコ

ワークショップ③(8/11)

8月11日、COURTで開催されたワークショップ「竹の三角灯篭づくり」に参加しました。講師は、トークセッションで楽しいお話を聞かせて下さったCHIKAKENの三城賢士さんとスタッフの下田沙知さん。割り箸のような竹を使い、灯篭のつくり方を教えてくれました。

竹の三角灯篭づくり

材料は、3本の短いヒゴと長いヒゴと輪ゴムだけ。三角形の和紙に好きな絵を描いて張り付けて仕上げます。出来上がりまでのプロセスを、写真で追いかけます。
  • 和紙の表3枚に、好きな絵を描く。このとき、1cmのりしろを残して描くとバランスよく仕上がる
  • 短いヒゴ3本を組んで角を輪ゴムでとめ、底面をつくる
  • 長いヒゴ3本の上下を輪ゴムでとめ、三脚のように立てる
  • ②を裏返しにして、角に③を1本づつ差し込んで輪ゴムでとめる。このとき、③の端を1cmほど浮かせると、きれいな三角錐ができあがる
  • ④に、①の絵を1枚づつ張り付ける。のりしろに、たっぷりのりを塗ると、きれいに仕上がる。
  • 完成した灯篭は、10月7日に熊本県で行われるお祭り「みずあかり」で灯をともされます。当日は、丸竹2000本も使い、たくさんの灯篭が登場するそう。「慰霊というより、楽しいお祭りにしたいですね」と、下田さん。使用した竹は、たい肥や竹炭などに活用されます。

ワークショップ④(8/11~13)

8月12日、COURTで開催されたワークショップ「飾って遊べる、木の迷路作り」を見学しました。教えてくれるのは、温かみのある木製パーツを使って、インテリアとしてもかわいいおもちゃを手がけているSukimaの柳谷環さん。子どもたちは初めて目にするけれど、大人たちにとってはちょっと懐かしい、木のおもちゃが出来上がりました。

飾って遊べる、木の迷路作り

材料は、2枚の木の迷路盤と1枚の穴あきパーツ、ペーパー、小さなボールとアクリル板、マスキングテープ。出来上がりまでのプロセスを、写真で追いかけます。
  • 迷路のむずかしさを考えながら、穴あきパーツをえらぶ
  • 迷路と穴あきパーツの間にはさむペーパーにイラストを描く。無地のままでもOKですが、イラストを加えることで、迷路で遊ぶときの目印ができます
  • アクリル板①、迷路盤①、ペーパー、穴あきパーツ、ボール、迷路盤②、アクリル板②の順に、それぞれを張り合わせる
  • 好きなマスキングテープを選んで、4つの角にとめる
  • 完成した迷路は、ひもを通してアクセサリーに。もちろん、インテリアに。

夏を楽しむ、海のモビール作り

こちらは、Sukimaさんの番外編。材料は、横にしたらお魚、縦にしたらクラゲに変身するパーツ、波、貝殻、泡をイメージした木製のパーツとテグス。平面でバランスを考えながら配置して、ひとつづつテグスでしばっていきます。シンプルなデザインなので、夏だけでなく、1年中インテリアとして楽しめます。

モノとの関わり方を見つめなおす「hello ECOsperience」

Creative Lounge MOVでは、「hello ECOsperience」と題して、製品が生まれる現場や背景を知り、モノとの関わり方を見つめなおす手掛かりとなる3つのスモールビジネスを紹介。それぞれのブースでメンズ・ファッションを展開していました。キーワードは、完全受注性。いずれもサンプルのみ、在庫を置かない新しいスタイルを貫いていました。
2017年8月18日(金) - 2017年8月29日(火) Creative Lounge MOV aiiima1, 2 & 3

ALL YOURS

服だけでなく、体験やストーリーを購入する

生産のロスを避けるため、WEBやSNSを活用し、徹底的した受注生産を展開。クラウドファンディングで、24か月、2か月ごとに新しいアイテムを提案し、期間限定で受注生産しています。取材日は、秋に向け、毎日着たくなるジャケットのオーダー中。ポリエステル素材なので、ダークな色でも褪せにくく、自宅で洗濯も可能。部屋干し3時間で乾燥させることができ、皺になりづらいため、出張や旅にも最適です。WEBやSNSで見つけたというお客さんが、ブースのサンプルを試着するために何組も訪れていました。
「ご購入いただくのは服だけでなく、体験やストーリーなんです」と、大林正隆さん。たとえば、撥水性の高いパーカーのテーマは、「小雨以上、大雨未満」。雨を適度にはじくので、このパーカーさえあれば、傘を持たずに快適に一日歩き回ることができそうです。ディスプレイされていたたくさんのTシャツは、すべてお客さんが持ち込んだもの。汗の匂いが残らないよう加工し、お戻しするのだそう。愛着のあるものを、末長く着ることができそうです。

KEI

コンセプトは「最上の日常」。4,980円からフルオーダーできるシャツ

着丈、袖丈はもちろん、首まわりや胸まわりがきまるシャツは、最高の着心地。高価になりがちなフルオーダーを、中間流通を徹底的に排除することで、4,980円から可能に。希少な国産の高級コットンの生地で、一点ものの貝ボタンをつけて仕上げます。期間中、ブース内で採寸や、サンプルをもとに生地やボタンを選ぶことができます。ハレの日のためだけの1枚ではなく、毎日を最上のシャツで過ごしてみませんか?

unnamed jeans

自分だけのジーンズをつくる

毎日履いているジーンズ。その工程を見学したり、体験できる工房です。取材日当日、ブースは、事前予約した方たちであふれていました。ジーンズ作りのほか、ジーンズのリペアのワークショップも随時開催。もっと興味がわいた人は、工房を通して、本場・岡山で、生地工場や縫製工場、加工工場の工程を見学できるツアーに参加することもできます。あなただけ一本を、ぜひつくってみませんか。
8/TV/098
NIPPONの47人 2017 これからの暮らしかた -Off-Grid Life-
8/TV/099
SHIBUYA WANDERING CRAFT 2017 ECO