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「日本のインターネットはなぜダメなのか?本当にダメなのか?」Hikarie+PLANETS渋谷セカンドステージvol.14

小笠原治(株式会社ABBALab 代表取締役、さくらインターネット株式会社 フェロー、京都造形芸術大学 顧問) 落合陽一(メディアアーティスト、筑波大学助教) 松浦茂樹(スマートニュース株式会社メディアコミュニケーション担当ディレクター) 宇野常寛(評論家/批評誌「PLANETS」編集長) 【司会】得能絵理子(アクティブラーニング・シニアレクチャラー)

会 期 2016年10月16日(日)
時 間 19:00 - 21:00
開場時間 18:30
場 所 COURT
料 金 3,000円(各種割引あり)
定 員 130名
事前申込
こちらのページよりお申込みください。
peatix
主 催 株式会社PLANETS

日本のインターネットに未来はあるのか?東京から、渋谷から世界に出るネット企業はもう生まれないのか?テクノロジーとネット社会を考察するトークショーです。

日本のインターネット産業は、かつて米国シリコンバレーに次ぐポジションにいたはずですが、近年になり存在感が薄れつつあります。今や世界でグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンなどシリコンバレーの巨大IT企業と正面から戦えるのは、閉鎖的市場で規模を拡大してきた騰訊(テンセント)、百度(バイドゥ)、阿里巴巴(アリババ)といった中国のIT企業だと言われるようになりました。ガラパゴス的に、非常にユニークな発展を成し遂げたNTTドコモのi-modeなど、日本のモバイルインターネットが称賛された頃からも、年月が経ってしまいました。
 
日本のインターネットはこのまま終わるのか? 東京から、渋谷から世界に出るネット企業はもう生まれないのか? 本イベントは、最先端のITに精通した実業家、研究者を迎え、日本のインターネットがなぜ勢いを失ったのか、また本当にダメになったのかを、それぞれの見地から徹底的に議論するトークセッションです。ビジネスだけとどまらず、広くインターネット社会の可能性を考える場となります。
 
毎回100名を超える参加者で満席となる渋谷セカンドステージらしい出演者を今回も迎えることができました。
 
小笠原治氏は、さくらインターネットの創業メンバーでありながら、総額10億円が投じられた秋葉原の「DMM.make」総合プロデューサー(現エヴァンジェリスト)であり、日本のIoTとメイカーズムーブメントをつぶさに見てきた投資家でもあります。
 
2015年にWorld Technology AwardのIT Hardware部門を受賞し、テレビ出演や雑誌掲載をはじめ活躍の場を広げる、筑波大学助教でメディアアーティストの落合陽一氏は、先端の知見から本テーマの本質を語れるキーマンとなるでしょう。初の著書『魔法の世紀』も大きな話題となりました。
 
元ハフィントン・ポスト日本版編集長であり、現在はニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」のディレクターとして活躍する松浦茂樹氏は、日本のインターネット産業黎明期から数々のIT企業を渡り歩くなど、過去から現在、未来をつなげて俯瞰できる唯一無二の存在です。
 
以上の3名に、本イベント主催のPLANETS編集長であり評論家の宇野常寛を加え、さらに司会には、日経新聞、日経BP社のセミナーなど数々のセミナーで講師をつとめ、やわらかくアクティブなMCが前回も大好評だった得能絵理子氏を迎えました。
 
日本のインターネットに未来はあるのか? ネットと社会、人間と機械の関係性はどのように変化していくのか? 東京・渋谷からテクノロジーとネット社会を考察する、豪華メンバーによる一夜限りのトークセッションがいよいよ始まります!
 
【お問合せ先】 03-5985-0311
 
【登壇者プロフィール】
小笠原治(おがさはら・おさむ)
1971年京都府京都市生まれ。さくらインターネットの共同ファウンダーを経て、ベンチャー企業の代表を歴任。現在はIoTを中心としたスタートアップ支援事業を軸に活動中。総額5億円を超える製造設備をそろえた秋葉原のものづくり拠点「DMM.make AKIBA」をはじめ、ものづくりを支援するサービス「DMM.make」の総合プロデューサーを務めた。2015年8月、さくらインターネットにフェローとして復帰。他、経済産業省新ものづくり研究会委員及びフロンティアメーカーズPM、NEDO TCP事業委員、福岡市スタートアップ・サポーターズ理事等を歴任。また、2016年より、京都造形芸術大学顧問に就任。
 
落合陽一(おちあい・よういち)
1987年東京生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程を飛び級で修了し、2015年より筑波大学に着任。コンピュータとアナログなテクノロジーを組み合わせ、新しい作品を次々と生み出し「現代の魔法使い」と称される。研究室ではデジタルとアナログ、リアルとバーチャルの区別を越えた新たな人間と計算機の関係性である「デジタルネイチャー」を目指し研究に従事している。
音響浮揚の計算機制御によるグラフィクス形成技術「ピクシーダスト」が経済産業省「Innovative Technologies賞」受賞,その他国内外で受賞多数。
 
松浦茂樹(まつうら・しげき)
スマートニュース株式会社メディアコミュニケーション担当ディレクター。東京理科大卒。複数のIT企業や、WIRED.jpの立ち上げ、ハフポスト日本版初代編集長などを経て現職。スマートフォンとタブレット端末向けにニュース閲覧アプリを提供するスマートニュース社で、各メディアとの橋渡し役の責任者を務める。
 
宇野常寛(うの・つねひろ)
1978年、青森県生まれ。評論家として活動する傍ら、文化批評誌『PLANETS』を発行。主な著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、ほか多数。
 
【司会】得能絵理子(とくのう・えりこ)
早稲田大学卒業後、株式会社アクティブラーニングに入社。「能動性喚起(アクティブラーニング)」をテーマに企業や教育機関で指導。日経新聞、日経BP社のセミナーで講師を務めるなど、数百名を超える参加者も能動的に巻き込むワークショップは定評あり。また、イベントMC経験も多く、数百人集まるイベントでの司会や、エンタテイメントのパフォーマーが集まるイベントなどでも会場を巻き込むMCが人気。