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01/COURT

COVERED TOKYO / NIKKEI ART LOUNGE

三輪健仁、岡村恵子、美沙子・ローゼン、ジェフリー・ローゼン、兼平彦太郎、COBRA、フォレスト・ナッシュ、結城加代子、角田俊也、佐々木敦、千葉正也

会 期 2014年11月 7日(金) - 2014年11月 9日(日)
時 間 19:00 - 21:00 (※11/8は19:30-21:30)
開場時間 18:30 (※11/8は19:00受付開始)
場 所 COURT
料 金 無料
定 員 各回80名(応募多数の場合は抽選)
事前申込
〈応募資格〉日経電子版会員(有料・無料)
※未登録の方はこちらからご登録ください。

〈締め切り〉2014年10月29日(水)
〈当選発表〉10月31日(金)頃に「当選者にのみ」メールで受講券をお送りします。
主 催 〈主催〉 日本経済新聞社 デジタルビジネス局  〈企画〉 COVERED TOKYO

COVERED TOKYOと日経の共同企画"ART LOUNGE"の第2弾。渋谷ヒカリエを舞台に、「アートと映像」「アートコミュニティ」「聴くことと視ること」などのテーマについて、トークセミナーを3夜連続で開催します。
COVERED TOKYOとは、次代を担う4つのギャラリー(KAYOKOYUKI、TALION GALLERY、nap gallery、HAGIWARA PROJECTS)の集合体として、共同で展覧会やアートイベントを構想し、多様な個人や企業が連携する起点となっています。

 

In the three nights at the venue of Hikarie, Shibuya, the second edition of ART LOUNGE cooperated by COVERED TOKYO and NIKKEI holds a series of talk session over three themes: “art and video”, “art community” and “to listen and to watch”.

COVERED TOKYO is an alliance of four leading young galleries (KAYOKOYUKI, TALION GALLERY, nap gallery, HAGIWARA PROJECTS) aiming to update scenes of contemporary art in Tokyo by producing exhibitions and art events.

 

お問合せ:info@coveredtokyo.com  / 03-6300-5881(HAGIWARA PROJECTS)

 


-----プログラムは以下の通り-----

第1夜:映像とアートの境界線をめぐるプロブレマティーク


現代アートとしての映像作品とはどのようなものか。Youtubeなどの動画サイトにアップされる動画と、現代アートにおける映像
作品、実験映画などの間に線を引くことは可能なのか。映像作品の歴史的背景を辿りながら、第一線で活動するキュレーターが、映像とアートの境界線をめぐる新たな状況について議論する。
【出演者】
三輪健仁(東京国立近代美術館 主任研究員)
岡村恵子(東京都写真美術館 学芸員)(予定)
【日時】

2014年11月7日(金)19:00~21:00(18:30受付開始)
☆お申し込みはこちら
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第2夜:世界のアートコミュニティー

 

アートマーケットの小さな都市において、質の良い情報をいかにして受け取り、世界に発信するかということは重要な課題であり、東京アートシーンもまたその一例と言える。本イベントでは、東京を拠点とするギャラリー『MISAKO & ROSEN』、アーティストランスペース『XYZ collective』、シカゴを拠点に世界の最新アート情報を紹介する『Contemporary Art Daily』など、独自のアートコミュニティーを構えながら国際的な活動を続けるパネリストを招き、彼らの実践を紹介しながらディスカッションする。
【出演者】
美沙子・ローゼン、ジェフリー・ローゼン(MISAKO & ROSEN オーナーディレクター)
兼平彦太郎(インデペンデントキュレーター)
COBRA(ビデオアーティスト、XYZ collective 代表)
フォレスト・ナッシュ(Contemporary Art Daily 代表)※スカイプにて参加
結城加代子(KAYOKOYUKI 代表、COVERED TOKYO メンバー)
(通訳:田村かのこ)
【日時】

2014年11月8日(土)19:30~21:30(19:00受付開始)
☆お申し込みはこちら
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第3夜:角田俊也は何を聴き、何を見てきたのか

 

フィールドレコーディングを通して、独自の世界の有り様を提示するアーティスト、角田俊也の活動を、その実験性を高く評価する佐々木敦の見解を交えて紹介する。教員でもある角田の元教え子で、ペインターの千葉正也もゲストに迎え、三者三様の音楽体験と美術への眼差しをもとに、聴くことと視ることの相同性、新たな風景の発見について議論する。
【出演者】
角田俊也(アーティスト)
佐々木敦(批評家)
千葉正也(画家)
【日時】

2014年11月9日(日)19:00~21:00(18:30受付開始)
※セミナーの後に角田俊也氏によるパフォーマンスがあります。
☆お申し込みはこちら

■三輪健仁(東京国立近代美術館主任研究員)
1975年生まれ。近・現代美術。立教大学非常勤講師。主な企画(共同キュレーションを含む)に「14の夕べ」(2012年)、「パウル・クレー展―おわらないアトリエ」(2011年)、「ヴィデオを待ちながら―映像,60年代から今日へ」(2009年)など(いずれも東京国立近代美術館)。最近の執筆に「ウワサの信憑」(core of bells 怪物さんと退屈くんの12ヵ月 06「ウワサの眞相」批評)、「《落葉》の『無-地(non-ground)』について」『菱田春草展』図録(東京国立近代美術館、2014年)など。

■岡村恵子(東京都写真美術館学芸員)
東京都現代美術館学芸員を経て2007年より現職。「MOTアニュアル2000 低温火傷」(2000)、「転換期の作法 ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術」(2005-06)、「イマジネーション 視覚と知覚を超える旅」(2008-09)、「躍動するイメージ。石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流」(2009-10)ほかを企画。プレ・イヴェントとして手掛けた「映像をめぐる7夜」(2008)をふまえ、映像のあり方とその表現・受容のあり方を問う国際フェスティバル「恵比寿映像祭」を立ち上げ、第1回から5回(2009-13)までディレクターを務める。2013年秋から東南アジア4カ国を巡回したメディア・アート展「MEDIAART KITCHEN」にキュレーターとして参加。


■美沙子・ローゼン氏、ジェフリー・ローゼン(MISAKO & ROSEN オーナーディレクター)
2006年MISAKO & ROSENを2人でオープン。Frieze Art Fair ロンドンやNada Art Fair マイアミなど国際的なアートフェアに参加。 国際的なギャラリープログラムを数多く手がけている。2013年よりNada Art Fairのセレクションコミッティーも努めている。
http://www.misakoandrosen.com/

■兼平彦太郎(インデペンデントキュレーター)
展覧会スタッフを経て、インディペンデントキュレーターとして活動を開始。「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー」(2011-12|企画・構成協力)、「荒木経惟 左眼ノ恋」(2014|共同企画)などのほか、ヨコハマトリエンナーレ2011ではキュレトリアルチームに参加。『THE ABC BOOK by Shimon Minamikawa』(2010)企画・発行や「ミヤギフトシ American Boyfriend」プロジェクト(2013-)企画・マネージメントなど、ア―ティストによる展示以外のプロジェクトも手がける。

■COBRA(ビデオアーティスト、XYZ collective 代表)
2005年多摩美術大学卒業。アーティスト活動を続けながら、2011年、世田谷にアーティストラン・スペース XYZ collectiveを設立。2011年、2012年と、ドイツ・オーストラリア・ニュージーランドとの国際交流展を開催する。2013年よりNada Art Fairに参加。2014年10月よりNYのBrennan & GriffinにてXYZキュレーションの展覧会を開催。
http://xyzcollective.org/

■フォレスト・ナッシュ(Contemporary Art Daily 代表)
2008年にContemporary Art Dailyを設立。重要なアーティストや展覧会の情報を誰もが取得できるよう、世界中から集められた現在開催中の展覧会情報から、毎日厳選したものをアップデートし続けている。2012年より非営利団体Contemporary Art Groupを設立。2014年よりNada Art Fairと提携し、出品作品の紹介やツアーなどを企画。現在、世界中で日々最も鑑賞されている情報ツールとなっている。
http://www.contemporaryartdaily.com/

■結城加代子(KAYOKOYUKI 代表、COVERED TOKYO メンバー)
ギャラリー勤務を経て、2011年KAYOKOYUKI設立。末広町にオフィスとビューイングルームを設置し、現代アートに関する展覧会などの企画や、アーティストのマネージメントを行う。他に、若手ギャラリーの集合体COVERED TOKYOの運営など。2014年、Nada Art Fairに参加予定。
http://www.kayokoyuki.com/
http://www.coveredtokyo.com/


■角田俊也(アーティスト)
1964年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。1990年代より、ライブパフォーマンス、インスタレーション、CDリリース等の活動を行う(1994年から2006年まではWrkのメンバーとしても活動)。小型マイクやコンタクト・マイクを用いるフィールド・レコーディングによって採集される振動現象により、空間の固有性や時間の推移を描写。主な展覧会に、「サウンドアート」(ICC, 2000)、「Simple Interactions」(ロスキル現代美術館, デンマーク, 2011)、「きこえないおと」(Talion Gallery, 2012)などがある。また、近年はルーク・ファウラーとの共作により、横浜トリエンナーレ(2008)、サーペンタイン・ギャラリー(2009)、ニューヨーク近代美術館(2013)、タカ・イシイ・ギャラリー(2013)等でインスタレーション作品を発表している。
http://toshiya-tsunoda.blogspot.jp/

■佐々木敦(批評家)
1964年生。批評家。HEADZ主宰。早稲田大学文学学術院教授。
近著として『あなたは今、この文章を読んでいる。パラフィクションの誕生』(慶応義塾大学出版会)、『「4分33秒」論』(P-VINE)、『ex-music(LR)』(アルテスパブリッシング)など。

■千葉正也(画家)
1980年神奈川県生まれ 画家
主な展覧会に“Mono No Aware. Beauty of Things. Japanese Contemporary Art”エルミタージュ美術館(サンクトペテルブルグ)、“六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウトー来るべき風景のために森美術館(東京2014)、生きていたから見れた素晴らしい世界”シュウゴアーツ(東京)などがある。

EVENT

■COVERED TOKYO: Hikarie, 2014

EXHIBITION:大野綾子、いとうまり、城戸保、二艘木洋行、野沢裕、松延総司、山下拓也

SCREENINGオル太、斉藤隆文、斎藤玲児、鈴木光、地主麻衣子、友政麻理子

会 期

2014年10月29日(水) - 2014年11月10日(月) 

(COURTでの映像上映は、11月5日(水)-11月10日(月)まで)

時 間 11:00 - 20:00 
場 所 CUBE 1, 2, 3 (映像上映はCOURT)
料 金 無料
主 催

COVERED TOKYO

※オープニングレセプション:2014年10月29日(水)18:00-20:00

http://www.hikarie8.com/cube/2014/08/covered-tokyo-autumn-2014.shtml