日本の美術シーンを新しい視点で切り開く「ヒカリエコンテンポラリーアートアイシリーズ」の第10回目を開催します。
最近、日本でも東南アジアのコンテンポラリーアートが紹介される美術館での展覧会が増えつつあります。
シンガポールなど、いくつかの国を除けば、東南アジアの国々では美術館やギャラリーなどがあまり発達していません。しかし、自国の問題や生活のリアリティーを抱えて制作する多くのアーティストが世界中で注目されています。また、いくつかの国では、自国のアーティストをサポートしようと多くのコレクターが活動を始めています。日本でも、日本の美術のあり方とは大きく違う東南アジアのアーティストを紹介するギャラリーも増えています。今回は、オオタファインアーツ、Art -U room、小山登美夫ギャラリーで紹介されている8人のアーティストの作品を展示いたします。
【出展作家】
ザイ・クーニン Zai Kuning (b.1964、シンガポール)
カミン・ラーチャイプラサート Kamin Lertchaiprasert (b.1964、タイ)
ワー・ヌ Wah Nu (b.1977、ミャンマー)
ソピアップ・ピッチ Sopheap Pich (b.1971、カンボジア)
クゥワイ・サムナン Khvay Samnang (b.1982、カンボジア)
ピナリー・サンピタック Pinaree Sanpitak (b.1961、タイ)
シュシ・スライマン Shooshie Sulaiman (b.1973、マレーシア)
グオリャン・タン Guo-Liang Tan (b. 1980、シンガポール)